沿革

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川崎自立会の前身は、明治30年、当時の浅草本願寺輪番大草慧実氏によって東京市大塚町に創立された「大草慈善出獄人保護場」(のちの自立会)で、その契機になったのは、英照皇太后(明治天皇のご母堂)崩御による恩赦でした。昭和20年5月の東京空襲で施設は全焼消失し、その後府中町で再建するも、思想犯予防拘置所の閉鎖に伴い、釈放された者の収容のため施設は閉鎖、国に接収されました。このような中、昭和22年11月には京浜工業地帯に職場を求め、川崎市川崎区浅田に財団法人川崎授産所として移転しましたが、経営の悪化から昭和38年川崎市保護司連盟会長・吉水智承氏が譲渡を受け、川崎市の宗教界、教育界、ロータリークラブ及び川崎市行政当局の応援を受けて更生保護業務を受け継ぎ、「財団法人 川崎自立会」として法務大臣の認可を受け、事業を開始しました。そして、昭和45年現在地に更生保護施設を全面改築し、現在に至っています。

昭和22年11月 財団法人川崎自立会川崎授産場として事業を開始
昭和38年4月 「更生保護事業経営認可」法人設立
昭和45年6月 鉄筋コンクリート造3階建施設落成
平成8年4月 更生保護事業法施行に伴い、更生保護法人川崎自立会に組織変更

歴代会長・理事長名

氏名 任期
初代 成宮 徳左衛門 昭和38年4月1日~同42年8月23日
2代目 美須 鐄 昭和42年9月1日~同47年12月27日
3代目 米山 市郎 昭和47年12月27日~平成7年3月30日
4代目 斎藤 文夫 平成7年5月22日~現在

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